コンセプト(設計・施工)
お客様の住まいに対する想いをカタチにするための、
基本となる考え方です。
■バランス&エッセンスの考え方 ~室礼(しつらい)スタイル~
土地、建物、住まう方の個性を大切にし、住まいに対する熱い想いを
「目に見えるかたち」として提供するため、
まず、4つの基本要素からトータルでバランスのとれたプランニングを検討します。
お客様に合わせたバランスのとれた空間は、自然体で、心地よいものでしょう。
そこに「かくし味」的な「エッセンス」を加えることで、さらに、わくわく感、
心地よい緊張感など、暮らしに新しいリズムが生まれるでしょう。
これは日本古来の、室礼(しつらい)の考え方に通じます。
【 室礼(しつらい)とは 】
平安時代に生まれた純粋な日本語で、日本建築特有の開放的な空間を、季節の変化やその時々の目的に応じて仕切ったり、開放したり、ちょっとした家具(道具)等で装飾したりして、「自然」「人」「心」をもてなす融通無碍(臨機応変)の住まい方、と解釈します。
■現場に身を置く(時間を割く)考え方
現場は生きものです。
日々、刻一刻と変化する状況に、指示のタイミングがずれると、
たった数分後でもニュアンスがずれる場合もあります。
しかし、問題はその後の対応です。やり直すか、調整するのか、応用するのか。
先を見据えた判断には、責任と技術とアイデア(センス)が必要になります。
だから、現場が始まると、設計した本人自らが現場管理(監督)を行い、
予算と時間の許す限り思慮をくりかえし、専門職の意見も聞きながら、
長さ、高さ、幅等ミリ単位の修正や色のバランス等、微調整していきます。
■コストダウン(ローコスト)の考え方
材料単価や人件費(工賃)により総額を下げる努力も大事ですが、
オリジナルのものづくりには、それなりの費用がかかるものです。
アーキ・フレックスはお客様のご予算の中から、少しでも経費負担部分を減らし、
その分、直接工事費の割合を高め、質の高い住まいが提供できるよう努力しています。
コストダウンのもうひとつは、時間です。
二度手間、後戻り等、無駄な時間はかけない努力。
しかし、必要なところには時間を惜しみません。